差し迫る南海トラフ地震、日本・千島海溝型地震による巨大津波や年々激甚化する豪雨災害に対する備えとして自治体向けに構築している住民のスマホを対象にした精密避難支援システム。衛星の地球観測データと産業用エンジンドローンによるライブ撮影映像を組み合わせた統合データ解析システムで、會澤高圧コンクリートが浪江町との政策連携により2１年から開発に着手、JAXAの衛星データ処理を担うRESTEC（一般財団法人リモートセンシング技術センター）やエンジンドローン開発のアラセ・アイザワ・アエロスパシアル（AAA)、デジタルクローンのオルツなどが参加している。ローンチは2024年3月予定。