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(Autonomous Drone Shelter)

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<設備概要>

用途:災害時動画配信ドローン用格納庫

性能:自律型ドローン離発着システム

場所:震災遺構請戸小学校敷地内

<計画概要>

本計画では、浪江町と會澤高圧コンクリートが連携し実用化開発を行っている、衛星データを用いた河川氾濫予兆検知を中核とした防災支援システム「The Gardian」の開発の一部に含まれる。災害時に津波や河川状況を撮影し、配信するドローンは自律型で離発着する格納庫を設置・検証する。ドローンによって撮影した映像は、「The Gardian」の住民避難誘導システムでリアルタイムに配信する。

<構造>

プレキャストコンクリート構造 高さ4m 延べ床面積 31.15㎡

本計画ではドローンが地震時に問題なく飛行出来るようにするために2つの特徴的な構造を有する。

➀Iris(アイリス)屋根

内部に格納しているドローンが自動で離発着出来るようにするために開閉式の屋根を設置予定。8枚の屋根が横にスライドする事で開閉し、最大で6m程度の開口部となる。

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➁エアー断震

地震時にも問題なくドローンが発陸するために、エアー断震を採用している。地震を検知すると人口地盤と建物基礎の間に空気を流し込む事で隙間に空気層を発生させる。その結果、地震時にも上部の建物が揺れない構造としている。

Air断震システム(通常時).JPG
Air断震システム(地震発生).JPG
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